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タンロン遺跡の八角形建築遺構の比定

今日届いたベトナムの雑誌『考古学』2019年6号。ハー・ヴァン・タン先生の追悼記事(トン・チュン・チンさん)、タンロン遺跡C区で見つかった李朝の八角形建物のファム・レー・フイさんたちによる考証(文献に見える建物名への比定がついに実現した!)、雲南との国境に近いハーザン省の寺院遺跡に見られるチャム的要素など、必読の論文が何本も載っている。卒論修論D論の合間に急いで読まねば。
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東南アジア学会中部例会のお知らせ

第262回中部例会を下記の要領で開催いたします。
事前申し込みは不要となっておりますので、皆様奮ってご参加ください。

発表者:泉川 普(元愛知県立大学客員共同研究員)
タイトル:「蘭印の対日輸入貿易とオランダ企業―戦間期を中心に―」
日時:2月1日(土)、14:30~17:00(開場14:00)
会場:愛知県立大学サテライトキャンパス
https://www.aichi-pu.ac.jp/about/access/index.html

問い合わせ先:矢野順子(愛知県立大学)jnkyano[at]for.aichi-pu.ac.jp([at]を@に替えてお送りください)

なお、開催校施設管理の関係により、一部の学会員の皆様にお知らせしておりました日程よりも1週間早まり、1月例会との開催間隔が短くなってしまいました。
皆様には多大なるご迷惑をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。
なるべく多くの方の参加をお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

東南アジア学会関東例会のお知らせ

日時:2020年1月11日(土)13:30~17:45
場所:早稲田大学早稲田キャンパス 19号館 710教室(アクセス
例会終了後、1時間程度の簡単な懇親会を開催いたします。

第一報告(13:30~15:30)
報告者:須藤玲(上智大学大学院)
コメンテータ:福武慎太郎(上智大学)

報告題目:教授言語政策の形成プロセス分析から見える小規模草創期国家の教育戦略
     -東ティモールの教授言語政策をめぐるダイナミズムに関する研究から-

要旨:本発表では、2011年から2013年にかけて試験的に実施された、母語を教授言語として容認する教育政策(MTB-MLE:Mother
Tongue Based Multilingual Education
Policy)を政策立案プロセスに関する分析事例から、小規模草創期国家・東ティモールの教授言語政策をめぐるダイナミズムを明らかにする。発表者は2019年4月、9月にフィールド調査を行い、本教育政策の立案に関わった人・組織に対してインタビューを行った。その結果MTB-MLEの政策立案の際に、多様なアクターが関わっており、それぞれが異なる意図をもって参画しており、東ティモールの教授言語政策立案のポリティクスが描き出された。つまり、東ティモールの教授言語政策は、単に旧支配国の影響だけではなく、政府内のパワーバランス、とりわけ草創期の国家が置かれた国際関係など、様々な要因で決まっていくという、東ティモールの教育政策立案のダイナミズム、ひいてはグローバル化時代における小規模草創期国家の生存をかけた教育戦略が浮き彫りとなった。

第二報告(15:45~17:45)
報告者:森田良成(桃山学院大学)
コメンテータ:福武慎太郎(上智大学)

報告題目:穴だらけの国境を越える
     ーティモール島国境地域における「周縁性」の考察

要旨:東ティモール民主共和国の成立によって、ティモール島はインドネシア共和国領西ティモールと東ティモール領とに分かれた。本発表では、東ティモール領の「飛び地」であるオエクシ県を囲む国境に注目する。国家の周縁に位置し、開発の遅れた山村にすぎなかった場所は、国境線が引かれることで、異なる政治経済体制が向かい合う場所となった。そこでは人と物の移動が制限を受けることになり、それゆえに新しい移動と経済的利益が生まれることになった。国境付近で暮らす農民たちは「ねずみの道(ジャラン・ティクス)」を使って「密輸」を行うようになり、それは村の日常の風景として「公然の秘密」といわれるものになっていった。
 本発表では、国境ができたことによって「可能」となった新しい移動の意味と、どちらかの国家の「国民であること」が人々の生活に何をもたらしているのかを明らかにしながら、国家の周縁における国民と国家の関係について議論する。


みなさまのご参加をお待ちしております。

東南アジア大陸部の文化遺産研究会・シンポジウムのお知らせ

このたび早稲田大学文化財総合調査研究所は、東南アジア大陸部の文化遺産に関する研究会・シンポジウム「メコンがつなぐ文化多様性 −東南アジア文化遺産研究の現在−」を下記の通り開催することとなりました。
 本イベントではメコン川流域の5カ国から文化遺産に携わる行政担当官や研究者などの専門家を12名お招きして、文化遺産の保護・研究に関する最新の成果などをご発表をいただきます。3日間にわたるイベントで、日本の研究者や学生らによるポスター展示も併せて行います。東南アジア文化遺産専門家が一堂に会する貴重な機会です。ぜひ奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。



----【国際研究会】---
日時:2020年1月23日(木)、1月24日(金)
会場:早稲田大学戸山キャンパス 33号館16階第10会議室
(東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩3分)
アクセス詳細はこちら→ https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
※使用言語:英語

●プログラム
1日目:1月23日(木)13:00~17:30(開場12:30)
13:00-13:15 オープニングスピーチ:中川武(早稲田大学・名誉教授)

13:15-14:30 カンボジアセッション(75分)
コーディネーター:田畑幸嗣(早稲田大学・教授)

発表1「Survey on ancient drainage system of Preah Vihear temple(プリア・ヴィヘア寺院の古代排水システムに関する研究)」 ペン・サムオウン(プリア・ヴィヘア機構・考古記念物局局長)

発表2「Kok Dei Chhnang kiln site, Koh Ker(コー・ケー、コック・デイ・チナン窯址)」ピン・ペアックダイ(プリア・ヴィヘア機構・考古記念物局局員)

14:30-15:00 休憩

15:00-16:15 ミャンマーセッション(75分)
コーディネーター:大田省一(京都工芸繊維大学・准教授)

発表1 「Teak Wood Architecture and it’s Conservation at Myanmar(ミャンマーのチーク材建築とその保存)」ザー・チ・ミン(工科大学マンダレー校・教授)

発表2 「Cultural Heritage Sites in Myanmar(ミャンマーにおける文化遺産遺跡)」ソー・ソー・リン(宗教文化省考古・国立博物館局バガン支局副支局長)

16:15-16:30 休憩
16:30-17:30 質疑応答・討論

2日目:1月24日(金)10:00~17:30(開場9:30)
10:00-11:15 タイセッション(75分)
コーディネーター:原田あゆみ(九州国立博物館)

発表1 「The Present State of Conservation of Phimai Cultural Route(ピマイ文化ルートの保存の現状)」バス・ポーシャナンダ(文化省芸術局建造物課/イコモス・タイ国内委員会事務局長)

発表2 「Survival of Religious Heritage in Bangkok(バンコクにおける宗教遺産遺物)」パットラウォン・ポンシン(タイ文化芸術省)

11:15-13:00 休憩(昼食)

13:00-14:15 ラオスセッション(75分)
コーディネーター: 歳原佳世子 (学習院女子大学)

発表1 「Preserving and inheriting cultural heritage of Laos(ラオスの文化遺産の保存と継承)」ヴィエンケオ・ソックサヴァティ(情報・文化・観光省 遺産局服局長)

発表2 「Archaeological Survey at Dongphansen Ancient Site for Preservation in Thakhek District, Khammouane Province,Lao PDR(ラオス、カムアン県、ターケーク地区、Dongphansen古代遺跡の保護に関する考古学的調査)」ソヴァンナホン・ラタナピン(国立大学考古歴史学部・講師)

14:15-15:00 休憩

15:00-16:15 ベトナムセッション(75分)
コーディネーター: 田畑幸嗣(早稲田大学・教授)

発表1 「Archaeological Heritage Management in Vietnam: From the Law to
Reality(ベトナムにおける考古遺産マネージメント:法律から現実へ)」ラム・ティ・ミー・ズン(国家大学人文社会科学大学人類学博物館・館長)

発表2 「The variation of stone tools at Nguom rock-shelter and the potential researches to identify the process of occupation of modern humans in MIS 3, northern Vietnam(グオム岩陰における石器バリエーションとベトナム北部MIS 3における現生人類の居住プロセス特定のための潜在的研究)」ファム・タイン・ソン(ベトナム考古学院・研究員)

16:15-16:30 休憩
16:30-17:30 質疑応答・討論
17:30-17:40 閉会挨拶


---【国際シンポジウム】---
日時:2020年1月25日(土)10:00~16:40(開場9:00)
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス27 号館地下2階 小野記念講堂
(東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩5分)
アクセス詳細はこちら→ https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
主催:文化庁・早稲田大学文化財総合調査研究所
協力:文化財保存計画協会
後援:東京文化財研究所、奈良文化財研究所、文化遺産国際協力コンソーシアム、日本イコモス国内委員会、東南アジア考古学会

※使用言語:日英同時通訳
(定員200名・参加費無料。事前登録は不要です)

●プログラム
10:00-10:10 開会挨拶・趣旨説明:花井俊介(早稲田大学・総合研究機構長)

10:10-11:00 講演1:「世界文化遺産マネージメント」コン・プティカ(カンボジア、プリア・ヴィヘア機構総裁)

11:00-11:50 講演2:「バガン:ミャンマーの世界遺産 ー 美術・建築・文化的景観 ー」テイン・ルイン(ミャンマー、宗教文化省考古・国立博物館局副局長)

11:50-13:30 休憩

13:30-14:10 講演3:「東南アジアにおける東京文化財研究所の文化遺産国際協力」友田正彦(東京文化財研究所・文化遺産国際協力センター センター長)

14:10-14:50 講演4:「奈良文化財研究所の文化遺産国際協力:メコン流域諸国を中心に」佐藤由似(奈良文化財研究所・企画調整部国際遺跡研究室 専門職)

14:50-15:30 休憩

15:30-16:30 カンボジア古典舞踊パフォーマンス・解説:山中ひとみ(カンボジア古典舞踊家)

16:30-16:40 閉会挨拶:田畑幸嗣(早稲田大学・文化財総合調査研究所 所長)

以上


--- お問い合わせ ---
早稲田大学文化財総合調査研究所
メコンシンポジウム事務局
メール:mekong.symposium(a)gmail.com
*****

「メコン地域における越境水資源管理」研究会のご案内

第43回中国環境問題研究会を法政大学メコン・サステイナビリティ研究所との共
催で下記の通り開催いたします。

今回は、タイ・チェンライのメーファールアン大学にて10月に開催された「第1
回メコン対話会議~メコン地域における越境水資源管理」について、そのねらい、
議論の内容、今後の展望などの報告を行います。同会議にはタイ、中国、カンボ
ジア、日本、韓国から研究者、NGO、政府関係者 など20名余りの参加があり、来
年度は雲南省・昆明での開催が予定されています。

あわせてタイ・チュラロンコン大学で行われた国際会議「ポリティカル・エコロ
ジー・イン・アジア」にも触れつつ、メコン流域の越境水資源・環境問題から中
国-東南アジア間の開発・エネルギー・環境問題まで、幅広く情報・意見交換が
できればと考えています。ご参加いただける方は下記のリンク先から申込をお願
いいたします。

<第43回中国環境問題研究会>

◆日 時:2019年12月23日(月)15:30~18:00
★場 所:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー25階B会議室  
交通アクセス:東京都千代田区富士見2-17-1
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html  
フロア図:http://hosei-op.com/event/bf25.html
■報 告:
「第1回メコン対話会議~メコン地域における越境水資源管理@チェンライに参
加して」大塚健司(アジア経済研究所)
■コメント:松本悟(法政大学)、浜本篤史(東洋大学)
■ディスカッション
※本研究会は法政大学メコン・サステナビリティ研究所との共催です。

◆参加申し込み(要事前登録): 以下のリンクのフォームにご記入のうえ送信
してください。
https://docs.google.com/forms/d/14yNpXkjf08dBKDuEyLs-BNLpW9z3XYfH9VXump5zRhk/edit

◆お問い合わせ: 中国環境問題研究会事務局(担当:大塚)
ck-tohoku-joint [at] googlegroups.com
※中国環境問題研究会(暫定ページ)
http://ethinkpub-net.lekumo.biz/groupchina/

◆協力:メコン・ウォッチ

杉原剛さん死去

日越友好協会の創立者の一人である杉原さんが亡くなった。
元ベトミン日本兵の一人である。

訃  報
日本ベトナム友好協会大阪府連合会顧問、杉原剛様が12月18日午前9時45分享年99歳で永眠されました。
ここに心から哀悼の意を表すとともに謹んでお知らせ申し上げます。
なお、通夜及び葬儀、告別式は仏式にて下記の通り執り行います。

一 通夜      12月19日(木曜日) 18時30分より
一 葬儀、告別式  12月20日(金曜日) 13時00分より
一 場所      「フローラルホール城東」
          〒536-0005 大阪市城東区中央1丁目12-6 電話 06-6934-0983
蒲生4丁目交差点北100m左折50m
※ 故人のご意思により、ご香典、供花につきましてはご遠慮申し上げます。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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