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阪大歴教研の12月例会:歴史総合(指導要領解説)の問いをもとにした院生発表

さて、今年はうまくいくかな?

【大阪大学歴史教育研究会 第125回例会】

 日時:2019年12月21日(土)13:30~17:30
 会場:大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館2階大会議室 地図

大学院生グループ報告『新学習指導要領解説「歴史総合」の「問い」を考える』

(趣旨説明)
 2020年度に始まる「歴史総合」「世界史探究」「日本史探究」では、いずれも「問い」を含む授業が求められている。2019年3月の第119回例会では、西村嘉高先生により新学習指導要領解説に例示された「問い」の全体像が示された。そこで、今年度の院生報告では「歴史総合」の大項目「B 近代化と私たち」「C 国際秩序の変化や大衆社会と私たち」に例示されている「問い」の案から、学生が自ら選択した「問い」に対し、新しい研究動向を踏まえて解答することに挑戦する。

【1】小川莉菜(日本史M1)・谷垣美有(西洋史M1)・内藤裕子(東洋史M1)・向井健悟(日本史M1)
「欧米で生まれた国民国家はなぜ日本をはじめ世界へ広がったのだろうか」

【2】石垣萌香(日本史M1)・浦田光(西洋史M1)・富谷竜一郎(日本史M1)・松尾和花菜(文芸学M1)
「第一次世界大戦は,国際関係をどのように変えたのだろうか」
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国際シンポジウム「アジアから問うジェンダー史ーー世界史を読み替える」のおしらせ

12月14・15日、奈良女子大学で。参加無料。
https://ch-gender.jp/wp/?p=17959
二日目は歴史教育に関係が深く、川島・矢景両先生も出演。私は2週間前の東南アジア学会シンポに続き、東北・東南アジアの経済社会と人口の長期変動における勤勉革命・近世化(朱子学化)と少子高齢化の関連を取り上げる予定。これは明日(7日)に京都民科で合評会がおこなわれる中村哲さんの東アジア資本主義論(下の記事)とも関連するテーマである。東南アジア学会で人口学者の鬼頭宏さんは、過去の人口減少は技術・社会の革新を生みより大規模な人口増につながったことを述べたが、中村さんは今回の論集所収の2010年の論文で、資本主義そのものから見れば外部的な小農社会を包摂することで20世紀までの資本主義(と近代家族モデル)は経済成長と人口増を実現してきたが、小農社会が完全解体しつつある今後、資本主義そのものはより成熟した段階に達する(=社会主義をはじめとする資本主義崩壊論は無理)としても、人口増は無理ではないかと述べている。

(再掲)中村哲『東アジア資本主義形成史論』合評会

今年論集を出版した中村哲先生は1931年生まれ! 2010年の論文で(かねてよりのテーマである「人間の再生産」と資本主義も矛盾という枠組みだが)少子化と人口減少社会を男女の労働形態や出産に関するジェンダー的視角から論じられているのは、日本の男性研究者としては稀なことか。

12月例会「東アジアにおける資本主義の形成―中村哲著『東アジア資本主義形成史論』を読む―」のお知らせ
中村哲氏の著書『東アジア資本主義形成史論』(汲古書院、2019年4月)が上梓されました。中村氏は、1990年代以降、比較史の方法をもちいて、日本・中国・韓国を中心とする東アジアにおける資本主義形成の特質を明らかにしてきましたが、そのうち2001年から2010年までの研究成果を3編8章にまとめたのが本書となります。

京都民科歴史部会では12月例会として、堀和生氏をコーディネーターにむかえ、日本経済史の長島修氏、中国経済史の久保亨氏、インドネシア経済史の植村泰夫氏に自身の専門分野に引きつけて書評をおこなっていただきます。くわえて東アジア世界での比較を通じたコメントをいただき、それらに対する中村氏のリプライを含めて総合討論をおこないます。東アジアにおける資本主義形成の歴史的特質や、現代世界資本主義の歴史的段階について議論できればと考えています。参加費は無料となります。皆様ふるってご参加ください。

日時:2019年12月7日(土)13:00~17:00
場所:京都府立大学稲盛記念会館2階205教室 *アクセスはこちらをご覧下さい。
報告:植村泰夫氏(広島大学)「東南アジア史から(インドネシア史を中心に)」
久保亨氏(信州大学) 「近現代中国資本主義の強さをめぐって」
長島修氏(立命館大学)「日本経済史研究と東アジア資本主義」
リプライ:中村哲氏(京都大学)
コーディネーター:堀和生氏(京都大学)
主催:京都民科歴史部会/共催:日本史研究会・中国現代史研究会
http://kyomin.info/2019/10/10/post-026/

近世史フォーラム12月例会のご案内

【近世史フォーラム12月例会のご案内】
◇日時:2019年12月21日(土)13:00~17:00
◇会場:大阪市立阿倍野市民学習センター 和室
    https://osakademanabu.com/abeno/access
◇報告
 ①安部伸哉氏
  「19世紀前半における地方米市場の展開ー庄内藩の米札流通を中心としてー」
 〈参考文献〉
  高槻泰郎『近世米市場の形成と展開』(名古屋大学出版会、2012年)
  佐野善作「徳川幕府時代ニ於ケル最上百萬石ノ米穀取引ニ関スル調査」
   (『経済学商業学国民経済雑誌』11-4、1911年、
    のち『取引所投機取引論』上、明治大学出版部、1913年)

 ②伊藤昭弘氏
  「旧藩貸付金にかんする一考察」
 〈参考文献〉
  伊藤昭弘「松江藩の財政構造と資産運用」(『藩財政再考』清文堂出版、2014
年)
      「旧藩貸附金関係公文書(翻刻)」
      http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp/kyuhan.html
  千田稔「新旧公債の元利支払財源」(『社会経済史学』48-1、1982年)
      
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sehs/46/6/46_KJ00002434648/_article/-ch
ar/ja/

☆今後の例会予定
 1月例会:2020年1月31日(金)夕方、於大阪、佐藤公美氏報告
 2月例会:2020年2月15日(土)午後、於津、太田光俊氏報告

中村哲著『東アジア資本主義形成史論』の合評会

京都民科歴史部会 12 月例会
東アジアにおける資本主義の形成
――中村哲著『東アジア資本主義形成史論』を読む――

中村哲氏の著書『東アジア資本主義形成史論』(汲古書院、2019 年 4 月)が上 梓された。中村氏は、1990 年代以降、比較史の方法をもちいて、日本・中国・ 韓国を中心とする東アジアにおける資本主義形成の特質を明らかにしてきた。 そのうち 2001 年から 2010 年までの研究成果を3編8章にまとめたのが本書で ある。 12 月例会では、堀和生氏をコーディネーターにむかえ、日本経済史の長島修 氏、中国経済史の久保亨氏、インドネシア経済史の植村泰夫氏が自らの専門分 野から書評をおこなうともに、東アジアのなかでの比較を通じたコメントも加 える。それらに対する中村氏のリプライを含めて総合討論をおこなうことによ り、東アジアにおける資本主義形成の歴史的特質を明らかにするとともに、現 代世界資本主義の歴史的な段階についても全体的な討論をおこないたい。


報 告: 植村泰夫氏(広島大学) 「東南アジア史から(インドネシア史を中心に)」 久保 亨氏(信州大学) 「近現代中国資本主義の強さをめぐって(仮)」
長島 修氏(立命館大学) 「日本経済史研究と東アジア資本主義(仮)」 中村 哲氏(京都大学) リプライ コーディネーター 堀 和生氏(京都大学)

日 時: 2019 年 12 月7日(土)13:00~17:00 場 所: 京都府立大学 稲盛記念会館2階 205 教室《地図 裏面参照》 (〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町 1-5 地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩 5 分) ■参加費 無料

主催:京都民科歴史部会 共催:日本史研究会・中国現代史研究会

〔問合せ先〕京都民科歴史部会事務局 〒603-8577 京都市北区等持院北町 56-1 立命館大学文学部 金津日出美研究室気付
(問合せ用メール)kyotominka(a)gmail.com

奈良歴史研究会12月例会のご案内

【奈良歴史研究会12月例会のご案内】
◇日時:2019年12月5日(木)18:30~20:30
◇会場:奈良市ならまちセンター 会議室2
    奈良市東寺林町38  ℡0742-27-1151
    近鉄奈良駅より南へ徒歩約10分、猿沢池の南側
    https://naramachi-center.jp/gaiyou/

◇報告:鈴木則子氏
    「江戸時代の女性医療従事者」
 〈参考文献〉
  鈴木則子「近世後期産科医療の展開と女性―賀川流産科をめぐって―」
       (『アジア・ジェンダー文化学研究』創刊号、2017年)
  三崎裕子「従来開業女医についての一考察」(『日本医史学雑誌』65-3、2019
年) 

◇資料代:300円
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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