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東南アジアの労働事情に関するシンポジウムのご案内

労働事情シンポジウム
~新型コロナウイルスがインドネシア、タイ、ベトナムの労働経済や働き方に与えた影響~
参加お申込み受付中! (参加無料! 開催日時:2021年3月2日(火))

コロナ禍の中でインドネシア、タイ、ベトナムの労働経済がどのような影響を受けているのか、この危機を乗り越えるために各国政府や企業がどのような対策を行いどのように働き方が変わってきているのか、労働紛争を未然に防止するにはどうしたら良いのか、現地の使用者団体であるインドネシア経営者連盟(APINDO)、タイ経営者連盟(ECOT)、ベトナム商工会議所(VCCI)から講師を招き、基調講演とパネルディスカッションを実施します。

【開催日時】2021年3月2日(火)13:00-17:00
【実施方法】オンライン(Zoomウェビナー)
【参加費】無料
【言語】日本語および英語(日英同時通訳付)

詳細及びお申込み方法は、下記URLをご覧ください。
https://www.aots.jp/hrd/ibe/employment/report03-02/

【お問合先】一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS) 経済連携推進部 産業国際化グループ
TEL: 03-3888-8253、E-mail: employers-bb@aots.jp
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大阪大学歴史教育研究会3月例会のご案内

前日の「最終講義」(案内とオンラインの申し込みは阪大文学部HPへどうぞhttp://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/research/community/FinalLecture/20210312)に続き、歴教研の例会でも退職前最後の報告をさせてもらう。といっても歴教研は4月以降も出席しますが、院政は敷かないように努力しますw。
最終講義「東洋史学・地域研究・グローバルヒストリー~あるベトナム史学者の自己形成と自己表現~」では研究者としての私の歩みに焦点を当て、教育については歴教研の方で話そうと考えています(要するに最終講義を2コマやろうという図々しい計画?)。ただし両者に共通するのが「教養」ないし「言葉と学知のOS]のアップデート、そこでの歴史(学)の位置などです。お暇な方は両方聞いていただくと「あいつはなぜ、何を考えてああいうことをやってきたのか」の全体像らしきものが見えるのではないかと思います。

当日の報告をお願いした小林さんは、私のCSCD(コミュニケーションデザインセンター)時代の同僚で、のち阪大副学長もされた方です。もともと理学部出身、科学技術社会論の専門家ですが人文・社会系に造詣が深く(→学術会議問題での人文・社会系の視点を踏まえた奮闘)、阪大の高度教養教育の設計に大きな貢献をされました。当日は現代社会に必要な教養、「専門家」「知識人」と市民社会との関係、異分野との協力や他流試合のやり方などを縦横に語っていただき、歴史教育の今後の方向性をめぐる多層的で動的な議論を「一部の先進的教員」だけのものでなくする方法をさぐりたいと思います。

【大阪大学歴史教育研究会第133回例会のご案内】
日時:2021年*3月13日(土) *13:30~17:30
会場:ウェブ開催(ZOOM使用)
*※通常の研究会とは開催週が異なりますのでご注意ください。*

小林傳司(大阪大学名誉教授、科学技術振興機構社会技術研究開発センター上席フェロー)
桃木至朗(大阪大学文学研究科教授)
*「抽象論と個別事情の迷路から抜け出す方法~「言葉と学知のOS」から考える新しい歴史教育」*

(要旨)近年の改革をめぐる教育現場の議論は、高大どちらを見てもしばしば(人文系では特に?)、「何のための改革か」のような抽象的・一般的な議論と、個々の学校や科目・入試の「現実」しか考えない議論・行動の間で迷路に入り込んでいないだろうか。その背景を探ると、知識と考え方の関係、教科・学問分野ごとの目的・方法の違い、入試の公平性、それらを議論する言語表現等々をめぐる認識がかみ合わないために、改革をめぐる議論の積み重ねを追体験しながら、新しい研修や批判的実践のステップを上がって行くことがうまく出来ないケースがまま見られる。教員などの「専門家」だけでなく、生徒の親などの「一般市民」やマスコミも似たようなものではないか。となるとそれは、歴史教育や教員の養成・研修だけの問題ではなくなる。そこで今回は、中等・高等教育が全体として涵養すべき学問・認識の一般的土台(たとえば大学の教養課程--学部高学年・大学院向けの「高度教養教育」を含む--が扱うべきもの)という角度から、新しい歴史教育のあり方や役割を議論してみたい。回り道のようだがそこで頭の整理が出来れば、あちこちに転がっている「コロンブスの卵」が見えるようになり、改革への対処は単純な苦役ではなくなるだろう。

この例会は新型コロナウイルス問題に鑑みZOOMを用いて開催することになりました。
そこで、参加者や人数などを把握するため、ご参加を希望される方には事前のお申し込みをお願いしたく存じます。

*研究会ホームページ(https://sites.google.com/site/ourekikyo/
)より、事前のお申込みをお願いします。*
*開催週の木曜日(3月11日)**までにお申し込みいただいた方には、**翌日の金曜日にミーティングIDとパスワードをお送りします。*

テトのお祝い

Chúc mừng năm mới !
Nhân dịp Tết Tân sửu, chứng tôi xin kính chúc quý vị và các bạn Việt Nam, Nhật Bản và toàn thế giới luôn luôn mạnh khỏe, gặp nhiều may mắn.
辛丑の年のテトに当たり、ベトナムと日本・世界の皆さんのご健康・ご多幸をお祈りします。

チコちゃんが野菜農家に叱られた

毎日新聞朝刊「くらしナビ」から。
スーパーなどで売られている野菜の大きさが揃っているのはなぜか、「チコちゃん」で「品質が揃いやすい種を使っているから」と説明したのに対して、農学博士号をもち農業をしている人が抗議したそうだ。
番組では交配で作られた、形が整い病気に強いといった特徴をもつ「F1種」の種を使うことで、出来上がる作物が均質になると説明したそうだが、これは都会っ子ながら農学・生態学に力を入れている時期に東南アジア地域研究を学んだ私でも知っている、オソマツな説明である。抗議した男性いわく「F1種を使うことで一定の質になることは事実です」が、「F1種を使えば自動的に野菜の大きさが揃うわけではない。大学のテストでこの解答をしたらバツです」。そう、農作物の工業製品との違いはそこにある。土や天候が違えば同じ大きさと形にはならない。農家はたくさん出来たものを、ちょうどいい形や大きさになったときに収穫し、その中でも不揃いがあるのを、大きさや形ごとに細かく選り分けて出荷をするという今期や集中力のいる仕事をしているのだ。それでも農産物の価格というものは工業製品の価格のように一定はしない。また質や味に問題なくても、形が悪いもの、傷や虫食いがあるものは「消費者が買わない」という理由で流通・小売業者が買わなかったり、加工用に買いたたいたりする。

ここにあるのは、都会の消費者に対する教育の不十分さ、それが結果として生み出している消費者から生産者への「暴力」ではないだろうか。



少人数学級の導入をめぐって

毎日新聞(大阪本社版)朝刊の「オピニオン 論点」はコロナ禍で浮上した少人数学級について3人の関係者が意見を述べている。
いずれも本当に大事なのは教員の負担軽減ときめ細かい指導、そのための人材確保だという点は一致しているが、方法論が分かれる。
大事な視点として、末吉芳さん(日大教授)が(1)ハラスメント防止をセットにする必要がある。たとえば中学校ではハラスメント的指導が目立つので、単純に少人数学級にすると多人数なら隠れていられた子が逃げ場を失うことになりやすい、(2)授業の性質によってクラス人数を変えるなどの方法もあり、単に学級規模を小さくすればいいというものではない、(3)テストの点だけで(大人数学級でも大丈夫だなどの)議論されているのがおかしい、学校教育は自己肯定感などテストでの測定が難しいもの(非認知能力)も延ばす役割がある。大人数学級で非認知能力が延びるという科学的根拠はないので、40人学級を維持したければ財務省はそこを証明しなければならない。
最後の点は、官僚だけでなく国民が「わかってますか」と問われている。

『にほんでいきる』外国籍の子どもたちの学ぶ権利を問うキャンペーン報道

毎日新聞の上記キャンペーンが新聞協会賞(企画部門)で受賞したそうだ。
今日の朝刊に特集記事があるが、大事なことがたくさん書かれている。
こういう問題に積極的に取り組む政府や国民をもつ国が、世界で尊敬されるだろう。残念ながら日本はまだ、その行きに達していない。ほとんどが個人の努力に任されている。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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